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母の遺志を継ぎ料理する日本の5歳の少女、中国の親たちも涙
2014年 3月 19日13:32 / 提供:人民網日本語版

 2014年3月17日、中国の親たちの間で今、ネット上のこの涙を誘う記事が大きな注目を集めている。日本の福岡で、はなという小娘がいる。母親は、はなちゃんが生まれた後に、重い病に侵されていることがわかった。そのため、幼い娘が今できる料理を教えるため、はなちゃんが4歳の時、朝ごはんの支度を娘に任せることにした。娘にどのように包丁を持ち、どのように野菜を洗い、どのようにご飯を作るのかを教えた。初めて、はなちゃんが包丁を持った時の様子について、母親は、「非常にあぶなっかしかった。でも、口や手を出さないように我慢した」と綴っている。はなちゃんの母親は、「食べることは生きること。勉強は、二の次でいい。健康で、生きる力が身についていれば、将来どこに行っても、何をしても生きていける」という考えを持っていた。エプロンをつけて野菜を切り、つま先立ちで衣服を干す、はなちゃんの笑顔の写真は、多くの人の心の一番柔らかい部分を直撃した。   

 一年後、がんのため、母親は2008年になくなった。5歳のはなちゃんは、すべての弁当料理が作れるようになった。はなちゃんの父親、安武さんは今でもはなちゃんの母親が娘の成長を記録していたブログを更新している。はなちゃんは以前、「料理をすることは人生で一番幸せな時間。毎朝、みそ汁を作ることは、ママとの約束」と語っている。

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