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「上海自由貿易試験区の設立は成功」

2015年 3月 27日12:15 提供:新華夏

 新たな自由貿易試験区の設立は2013年に成立した上海自由貿易試験区を参考にし、通貨の両替や海外からの投資に関する規制緩和を試験的に実施する“試験田”になる。香港紙「南華早報」のウェブサイトが25日に報じた。

 同紙は中国の24日付の機関紙の報道を引用し、「中国の指導層は上海自由貿易試験区の設立が成功を収めたと思い、試験区の規模を拡大する」と伝えた。

 英BBCのウェブサイトは25日、中国機関紙の報道を引用し、「中共中央の習近平総書記が主宰した24日の中共中央政治局会議で広東、天津と福建省での自由貿易試験区の設立は正式に承認された。また、上海自由貿易試験区の改革·開放強化方案も可決された。3つの新たな自由貿易試験区と上海自由貿易試験区の拡大エリアの設立期日は決められ、3月末に正式に設立される見込みである」と伝えた。

 25日付の米紙「ウォール·ストリート·ジャーナル」によると、中国は3つの新たな自由貿易試験区の設立を承認した。このプロジェクトは中国の金融業の開放に基礎を定めるのが狙いだ。

 これまでに中国は上海市に自由貿易試験区を設立した。2013年9月、上海市自由貿易試験区は大々的にスタートした。しかし、今までより開放的な投資環境をすでにつくったがまだ外国企業に信服されていない。

 中国政府の当局者によると、上海自由貿易試験区は通貨両替の手続きを簡素化し、自由貿易試験区に定住する企業の海外での融資に便宜を与えた。上海自由貿易試験区の設立のおかげで、マイクロソフトやソニーなどの会社はここ10余年間、初めて中国市場向けのテレビゲーム機の販売を始めた。