上海市公安局自由貿易試験区分局はこのほど、設立された。自由貿易試験区分局は市公安局に直属の正処級部門で、地区公安分局に相当する司法権限を行使し、またこれを基本機能とする上、市公安局の授権を受けて市局の一部の行政許認可権限を持つ。 　

　自由貿易試験区分局の管轄範囲は上海外高橋保衛区、外高橋保税物流園区、洋山保税港区、上海浦東空港総合保税区など総面積が28.78平方キロの自貿区域である。組織では刑事探偵支隊、治安支隊、出入国管理支隊、交通警察支隊、ネットワーク技術支隊など5つの法執行勤務部門と、外高橋保税区治安派出所（交番より大きい地域治安の警察の基本部門）、外高橋保税物流園区治安派出所、空港総合保税区治安派出所の3つ治安派出所を構成れている。 　

　上海市公安局自由貿易試験区分局の設立の目的は、自由貿易試験区の公安事務を統括し、自貿区の公安管理の需要に更によく満足することで、「区内のことを区内で解決する」方針が基本要求である。

（報道出所：新聞早報　作者：王亦菲　日本語編集：杜軍）