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東京五輪の聖火リレー、再現された「遣唐使船」も登場

2021年 5月 10日13:32 提供:東方網 編集者:範易成

  東京五輪の聖火リレーが7日から8日まで長崎県で実施された。約180人のランナーが、2日間にわたって17の市と町をめぐった。長崎市の初日最終区間には、史実に基づいて忠実に復元された「遣唐使船」が、聖火とランナーを乗せて登場した。

  開港450年を迎えた長崎港では、古代に日本と中国を結んだ遣唐使船を再現した船が、聖火とランナーの小林充佳さんを乗せて、県庁の岸壁を出発。到着式会場の長崎水辺の森公園までの約1キロを、およそ20分かけて航行した。 遣唐使船は全長30メートル、幅9.3メートル、排水量約300トンの木造船で、公益財団法人「角川文化振興財団」が、2010年の中国·上海万博に合わせ復元したものが使われた。塗装が剥げ、船体の腐食も進んでいたが、今年3月に長崎市内の造船所で修復されたという。

  遣唐使船に乗ったランナーの小林充佳さんは、「この船は、昔の遣唐使が夢と希望を胸にここから出発してより広い世界に向かったことを思わせてくれます。わたしも遣唐使のように、夢と希望を抱えて走って行きたいと思います」と語った。

  新型コロナウイルスの感染が拡大する中、聖火リレーの各会場では、消毒や検温の徹底などの感染防止の対策がとられている。この長崎市の遣唐使船出発式は、無観客で行われた。

(編集:王笑陽)