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「ミニマル」ブームの若者たち 得られるのは何?

2022年 4月 24日11:50 提供:人民網日本語版

  

  (写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)

  年に3回も着ていない衣類やアクセサリーを寄付し、家でほこりをかぶっていたものは処分し、アプリでいっぱいだったスマートフォンの画面をすっきりさせ、定例になっている無駄な付き合いを減らし……ここ数年、ミニマルな暮らしという考え方が多くの若者に受け入れられている。物質的条件が徐々に改善される現代にあって、若者たちはなぜミニマルライフを選択するのだろうか。

  「暮らしをシンプルに」

  今から約10年前、豆瓣、天涯、知乎などのSNSでミニマルブームが起こった。そして今、この話題のスレッドにアクセスする人は数十倍増加し、グループの中には参加者が36万人を突破するものもいくつかある。ミニマル実践シーンが日常生活の多くの場面に浸透している。コンピューターのディスプレーにある不要なファイルを整理する▽期限が過ぎた修理保証カードや領収書類は処分する▽仕事で使うアプリだけをダウンロードするなどだ。こうしたミニマルなライフスタイルは、今話題のグリーン・低炭素ブームとも合致する。たとえば、できるだけものを買わない▽自分が使わなくなった「かつての愛用品」は売るか人に贈る▽使い終わった宅配便のパッケージは収納袋に変身させる▽モノの利用価値を最大限開拓する、などだ。

  ミニマルの背後に質の向上

  これまで、ミニマルライフはエリートだけのものと考えられてきた。ミニマルライフを提唱する人もかつて、「ミニマルライフを主体的に、自分から進んで送る人は、生活が充足している人上、選ぶという圧力を経験した人が多い」と話していた。

  物質的条件が改善された現在、ますます多くの若者がミニマルライフを試してみることで、これまでにない新たな暮らしを体験するようになった。たとえば、消費への欲望を克服し、節約して貯めたお金で前々から行きたかった旅行に出かけた人がいる。家事の効率が向上し、浮いた時間で新しい技能を学んだ人がいる。「短くて頻度が高くてスピードが速い」動画やニュースを見る時間が減って、よい睡眠を得られるようになった人がいる。多くの若者は内面的なミニマル、たとえば受け身で参加してきた無駄なつきあいをやめるようになったとか、試しに深呼吸して静かに座ってみたら頭の中をぐるぐる回っていた思考から自由になったということにも言及している。

  専門家は、「ミニマルライフが徐々にブームになっていることは、ここ数年の社会の生産力向上や科学技術発展と密接な関係がある。ミニマルの背後には、人々の消費観や人生観があり、ここには新時代の人々が常に深謀遠慮の姿勢で、『安きに居りて危うきを思う』という言葉のように落ち着いて辛抱強いことや、暮らしに対して楽観的で積極的な態度を取ることがはっきりと示されている」との見方を示した。(編集KS)

  「人民網日本語版」2022年4月24日