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90後がハゲの中心層に 植毛で抜け毛の悩みを解消?

2022年 2月 15日11:49 提供:人民網日本語版

  日に日にあらわになる頭頂部を隠すため、「90後(1990年代生まれ)」の丁俊さんは春節(旧正月、2022年は2月1日)連休の帰省に先だって自分のためにかつらを購入した。「ネットで数百元(1元は約18.1円)した。見た感じはまずまずで、つけてみるとどうしても違和感を感じてしまう」という。2016年に大学を卒業した丁さんは、これまでずっと北京市でコンピューターソフトの開発を手がけてきたが、徹夜はしょっちゅうでストレス強度の高い仕事のせいか、薄毛グループの仲間入りをすることになった。

  魏潔さん(28)は最近、植毛を考え始めた。「数えてみると、毎日ほぼ100本以上も髪の毛が抜けていく。髪を触っていて一気に7-8本抜けたこともある」という。

  抜け毛の判断基準によると、1日あたり100本以上の髪が抜け、それが2-3ヶ月続くと、病理学的な抜け毛の可能性があるので、すぐに病院に行った方がいい。親指、人差し指、中指で40-60ほどの髪の束を根元部分で軽くつかみ、指を毛先へ滑らせた時、抜けた髪が1-2本ならほぼ問題はないが、5本以上抜けたなら異常な抜け毛の可能性がある。

  国家衛生健康委員会が発表した資料によると、中国には抜け毛で悩んでいる人が2億5千万人以上おり、6人に1人が抜け毛ということになる。そのうち30歳以下の占める割合が69.8%に上り、抜け毛の比率が最も高い年齢層は26-30歳の若者で41.9%に達する。今は「90後」がすでに植毛の中心層になっている。

  魏さんは医師の話を聞いていろいろなことを学んだ。植毛とは患者自身の後頭部から健康な毛包(毛嚢)組織の一部を採取し、顕微鏡手術で抜け毛部分に移植することだ。人の後頭部には男性ホルモンの影響を受けない健康な毛包が分布し、こうした毛包を指定された部分に移植すると、移植された健康な毛包から健康な新しい髪の毛が生えてくる。現在、市場でよく見られる植毛手術には、傷跡が残りにくい極細針を用いた技術が採用されている。

  王さんは医師に「毛包1つにつき費用は約10-12元になる。実際にどれくらいの毛包を移植する必要があるかは、植毛を手がける機関か病院で毛包の検査をして決定することになる」と言われ、検査を受けた。検査が終わると、医師は、「大体1千本くらいの毛包を移植する必要があるので、費用は全部で1万元前後になる。これは植毛手術の中では安い方だ」と告げた。

  植毛はすべての抜け毛の悩みを解消できるのだろうか。

  北京大学人民病院皮膚科の周城副主任医師は、「植毛それ自体は一時しのぎの応急処置に過ぎない。後頭部の頭髪資源が足りない時や髪質が良くない時は、移植はできない」と述べた。

  ある医療グループの医療管理センターの王斌センター長は、「遺伝的な抜け毛または病気による抜け毛でも、見た目の印象のための植毛をする場合でも、体の検査と評価を厳格に行わなければならない。すべての人が植毛に適しているわけではない。植毛により皮下組織は損傷を受けやすく、高血圧・高血糖・高血中脂質の人や糖尿病の人、頭皮の炎症や皮膚疾患がある患者はいずれも植毛は適さない。抜け毛の人は正規の検査を受け、医師とよく話し合ってから手術の選択をすべきだ。抜け毛部分の毛包が完全には壊死しておらず、薬物治療を何クールか受けて毛包が活性化され髪が自然再生する場合などは、手術する必要は全くない。抜け毛が原発性のものかどうかはっきりしないうちに植毛してしまうと、頭皮を傷つける可能性がある」と述べた。(編集KS)

  「人民網日本語版」2022年2月15日