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整理収納アドバイザー不足が深刻に 事前予約は必須

2022年 1月 10日21:49 提供:人民網日本語版

  「整理収納に携わった時間は約3千時間あまりになり、500軒以上の家の整理収納のお手伝いをし、研修を受けた生徒は3千人を超えた……」。このように話す魏婉晴さんは、以前は幼児教育の教師を務めていたが、2年前に整理収納アドバイザーへ転身する道を選び、そして整理収納の仕事と縁を結ぶことになった。実際に仕事を始めてみて最も深く感じたのは、「どの家もモノが多すぎる」ということだった。一番多い家では10万点近いモノを片付け、服を運び出すだけで歩数が1万5千歩に迫ったという。「経済日報」が伝えた。

  魏さんは、「整理収納アドバイザーは家事代行サービスをする単純な『お掃除係』ではないし、服をたたんでハンガーを取り替えるといった単純なことでもない。複数のレベルで複数の視点からお客様のニーズを読み取り、お客様の生活に関わる人々、生活習慣、生活の動線を踏まえて、お客様のためにヒト、モノ、空間のバランスを構築することが必要。そのため整理収納というのはチームでの協力が欠かせない小型プロジェクトで、簡単そうに見える作業だが、実はプロフェショナルなものだ」と話した。

  現在、一線都市では魏さんのようなプロの整理収納アドバイザーがますます増えている。2021年初め、人的資源・社会保障部(省)が発表した新職業では、家事代行サービス類の中に整理収納アドバイザーが加わった。

  中国で最も早く設立された整理収納サービス機関「安安整理」の創業者の談檀さんは、「2015年に整理収納作業室をオープンしたばかりの頃、整理収納は一体何なのか理解していない人が多かった。17年に法人化して運営するようになると、この業界が社会に認知されるようになった。21年上半期のサービス提供量は20年全体をすでに上回り、またもや過去最高を更新した。今は1日のサービス提供量が創業した最初の月全体の量に当たる」と話した。

  談さんが注目するのは、20年からますます多くの、さまざまな業界の出身者が整理収納業界について学び、これに参加するようになったことだ。年齢は18歳から60歳以上までとさまざまだという。談さんは、「ここ2年近くは、国有企業、職業教育、投資、医療関係者、自動車、会計監査、自由業などさまざまな分野の人が整理収納業界に参加するようになった」と説明した。

  安安整理は北京のほか、鄭州、寧波、広州、上海、成都、武漢、重慶、太原などにも支社があり、整理収納サービスを提供すると同時に、カリキュラム研修も行い、社会的ニーズに応えるために人材のストックを増やしている。談さんは、「昨年は研修量が激増し、急成長する市場のニーズを満たせなかっただけでなく、整理収納アドバイザーも全然足りなかった。今はお客様に事前予約をお願いしている」と話した。(編集KS)

  「人民網日本語版」2022年1月10日