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2020年 12月 31日20:34 提供:新華網日本語
29日、発表会場で展示された最新型の民生用ヘリ、AC332の模型。(天津=新華社記者/李然)
中国の航空機製造大手、中国航空工業集団(AVIC)は29日、多目的民生用ヘリコプターの最新機種AC332を発表した。
AC332の総設計士、李生偉(り・せいい)氏は同機種の特徴について、新型の双発エンジン搭載でシングルローター(単回転翼)式、さらにスキッド式降着装置と、後部にはクラムシェル(観音開き)ドアを備えていると説明した。
定員は10人で、緊急救助、法的機関の任務執行、空や海上での活動など、さまざまな場面で利用できる。
AVIC天津ヘリコプターの王青(おう・せい)総経理によると、設計はすでに完了しており、天津でリベット接合から組み立て、飛行試験まで一貫して行う生産ラインを立ち上げるという。初飛行は2022年、引き渡しは2025年を予定している。
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