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ベルギー国王、アリババeWTPを評価 支援物資を迅速に輸送

2020年 7月 11日16:04 提供:新華網日本語

ベルギーのフィリップ国王はこのほど、中国の電子商取引(EC)大手アリババグループの世界貿易を促進するECサイト「世界電子商取引プラットフォーム(eWTP)」が新型コロナウイルス流行下で発揮した高い物流能力を評価した。

アリババはeWTPを活用し、物資の海外輸送が難しい状況の中、感染拡大が深刻だった欧州各国にマスクや呼吸器などの支援物資をいち早く提供。国王はこうした人道支援や欧州経済の回復に果たした役割を高く評価した。

同国のリエージュ空港とアリババ、ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁が9日に共同発表した資料によると、新型コロナの感染が広がる中、eWTPの拠点である同空港が機能を発揮し、中国・ベルギー間の物流ルートを確保したことで、大量の支援物資を効率的に輸送することができた。

両国間の貨物輸送量は前年の同じ時期に比べ7%増加。アリババ傘下のECプラットフォーム「天猫国際(Tモールグローバル)」や生鮮スーパー「盒馬鮮生(フーマー・フレッシュ)」でもベルギー製の商品の取引額が大幅に増え、今年上半期(1~6月)は前年同期比2倍以上となった。

アリババ公益基金会とアリババ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏が創設した馬雲公益基金会がこれまでに同空港を通じて寄付した支援物資は2千万件近くに上る。これらの物資はイタリアやスペイン、フランス、ドイツ、スロベニアなど15カ国に送られた。(記者/潘革平)

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