中国銀行業監督管理委員会（銀監会）によると、工商銀行・農業銀行・中国銀行・建設銀行の四大銀行は２日、河北省雄安での分店開業の認可を銀監会下の河北銀監局から取得した。

四大銀行の分店は、雄安新区で開業が認可された最初の分店級銀行となった。中国共産党中央委員会と国務院が河北雄安新区の設立を決めてから、銀監会は、雄安新区３県の銀行機関が農村中小法人機関を除いていずれも支店以下の機関であるという実情を考慮し、グリーンチャンネル（早期実施特例措置）を設け、河北銀監局に対し、開設認可と開業行政許可を迅速に完了するよう指導した。

河北銀監局の李明肖局長は、４行の分店が順調に開業認可を取得したことは、雄安新区の既存の銀行店舗ネットワークを統一的に手配するのを進めるもので、与信政策や人的資源、貸付規模、認可権限などの各面で優先的な資源の獲得を促し、雄安新区の建設と発展を支える銀行業の力を強めるものとなる。

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