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長江におけるスナメリの2022年度科学調査が開始 

2022年 9月 20日15:49 提供:人民網日本語版

  

  長江におけるスナメリの2022年度科学調査が19日に始まった。長江の全流域でスナメリの科学調査が実施されるのは、2006年、2012年、2017年に続いて、今回で4回目となる。2021年に長江における全面的な禁漁が始まり、「中華人民共和国長江保護法」が実施されてからは初めての流域性生物種の系統的調査となる。中国新聞社が報じた。

  

  長江のスナメリは中国で国家一級重点保護野生動物に指定されており、長江の固有種淡水イルカで、長江の生態系において重要な指標生物となっている。2017年に長江で実施されたスナメリの生態科学調査によると、個体数は約1012頭で、ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いことが分かっている。

  

  今回の科学調査は、スナメリが生息している長江の中・下流の主流、鄱陽湖、洞庭湖、一部の支流・分流水域をカバーし、調査員約120人と船舶20隻が投入されることになっている。

  今回の科学調査では、長江のスナメリの個体数分布や生息地の環境の現状を全面的に把握し、スナメリの個体数、個体群の構造、変化の動向を評価し、スナメリの生息にとって脅威となっている要素や保護措置の効果などを分析し、さらに方向性あるスナメリ保護案を制定するための根拠を提供する計画で、スナメリ、ひいては長江の生態系全体を保護するうえで重要な意義を備えている。

  

  長江の湖北省区間は、昔からスナメリの重要な生息地となってきた。長江で10年間の禁漁が始まって以来、同区間で何度もスナメリが確認されている。例えば、2020年から今に至るまで、武漢市内中心部区間では、約20回スナメリが確認され、その数は約210頭に上っている。宜昌市内中心部区間は、スナメリが生息している区間で、漢江の潜江市区間ではここ約30年で初めてスナメリが確認された。(編集KN)

  「人民網日本語版」2022年9月20日