７日は小暑だ。小暑は夏に入った初の節句だ。熱くて、暴雨も時々降る節句だ。蒸し暑くて、精神不振、さらに、消化系統、心血管系統の数種の病気が発病しやすい。漢方医の理論から言えば、小暑の時、人体の陽気が旺盛だ。自身の陽気を保護すれば、健康で元気になる。運動を少なく、静かにするほうが良い。食事については、清熱で暑気を払うことに注意し、大量の甘味で肥えているものをできるだけ避けるほうが良い。また、飲食衛生に注意して、腸の病気を予防するように用心する。

　夏の時、カリウムの流失になりやすいが、盛夏の時は、カリウムの補充を注意するべきだ。カリウム補充の良い方法は、日常の食事で、カリウムの豊富な食べ物を多く食べたほうが良い。例えば、トウガン、ニガウリ、ヘチマ(の実)、スイカなどの瓜類とリョクトウ、緑のもやし、豆腐の皮などの豆類だ。

　また、この節句で、タウナギは人参より高い。小暑の前後１カ月で、タウナギは最もおいしくて、体の栄養を補充する時だ。タウナギはたんぱく質の含有量が高く、鉄の含有量もコイやキグチより倍増し、数種の鉱物質とビタミンを持ち、血液中のコレステロールの濃度を下げ、動脈の硬化による心血管病気を予防し、不消化による下痢にも役立つ。

（編集：曹　俊）

関連記事

• 穀雨節気：脾臓を強く、湿気を取り除くことに注意