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2022年度「RICOH Hackathon China」上海地区予選会開催

2022年 12月 9日14:58 提供:東方網

  近年において、中国に根を下ろしてそして中国社会に貢献している外資系企業は、中国企業と提携するケースが増えている。さらに、各分野での技術応用を模索するために、中国における各外資系企業は技術公開の意向が強くなっている。今年、リコーはソニー中国研究院、村田製作所と共に、13項目の技術を公開することにより、社会に向けて提案を公募し、「ハッカソン企画」を実施した。この度、2022年度「RICOH Hackathon China」上海地区予選会が開催され、大きな成果を収めた。 

  2022年度「RICOH Hackathon China」上海地区予選会はリコー(中国)投資有限公司·リコーソフトウェア研究所(北京)有限公司が主催者となり、ソニー中国研究院·村田(中国)投資有限公司が共催者として、ジャンシン(匠新)の協力で実施された。本「ハッカソン企画」は「聚智慧、助創新」をスローガンとして、2ヶ月間を踏まえて、企業·団体を選考し、入選した中国の10つの企業·団体はAI、メタバースなど幅広い領域に及んだ。 

  予選会当日は現場とオンライン両側に開催され、中日双方から約100名以上が参加した。開幕式では国家技術転移東部センターの朱江副総裁が「リコー、ソニー、村田の3社が技術を公開し、外部の優れたリソースと協力し、内部のイノベーションを強化し、イノベーションの環境と文化を創造した。今後、日本現地のリソースと組み合わせすることにより、優れたプロジェクトを加速させ、素晴らしい成果があげられるだろう」と期待を表明した。 

  リコーグループ中国綜合戦略部副部長·リコーソフトウェア研究所(北京)有限公司董事総経理の藤本豪氏は、「リコーはイノベーティブな技術とサービスを用い、サステナブルな社会実現に向けた取り込んでおり、新しい分野で社会問題の解決にも力を入れようとする。自社の技術に注目するだけでなく、より多くの会社·大学·個人などと共に、新しい価値を作ると期待している。また今年は中日国交正常化50周年にあたり、今回のハッカソン企画をきっかけに、交流を深め、中日間の協力関係は促進させることを楽しみにしている」と述べた。 

  各参加企業·団体の熱い競争を経て、候補10項目の中からスミレス科学技術の「SMIYARD知能草刈りロボット」、杭州芯控知能科学技術の「生産ライン計画ソフトウェアとモジュール化ロボット」、慧夜科技の「Phantom AI」が選出され、上海地区の1、2、3等賞を獲得した。受賞者企業·団体は、2022年末に北京で開催される全国総決勝戦に参加する予定である。全国決勝戦に入選するトップ6の参加企業·団体は日本に渡航し、リコーとの技術交流を果たし、リコーのリーンスタートアップと技術アクセラレーションプログラムの関連リソースを通じて、専門家による指導を受け、さらに優勝者の成長プロセスを記録するコンテンツの宣伝報道などの活動も行う予定である。本予選会は複数企業のイノベーションプラットフォームを通じて、起業と事業化を促進し、サステナビリティの分野で優れた企業を育成する計画である。

  (曹 俊)