東方網１８日付：中国の人々に日本酒の魅力を伝えようと、日本食品海外プロモーションセンター（JFOODO）が、１１月１８日から１２月１７日まで、上海の「ANTHOLOGIA地球美食劇場」において、日本酒と和食のペアリング体験キャンペーン『精選日料、清酒絶配』を開催している。

  ここ数年間、中国への日本酒の輸入量は増加している。日本の財務省が発表した貿易統計データによると、２０２１年の中国向けの日本酒輸出は、数量ベースでは前年比５２.３％増の７２６８キロリットル、金額ベースでは同７７.５％増の１０２億８０００万円に達し、国別輸出金額で世界第１位となった。中国国内では日本酒の人気が高まっていて、日本食レストランでの注文率が上がっているほか、ＥＣショップで自分好みの日本酒を購入する人も多くなって来た。

  イベント開催前夜の１１月１７日には、上海の「ANTHOLOGIA地球美食劇場」でペアリング体験会も開かれた。会場では和食料理人や、ミス·サケ、唎酒師が日本酒について紹介するとともに、日本の人気アーティストEXILEのメンバーの橘ケンチさんからの、「皆様の為に最高の日本料理と日本酒を準備しました。是非楽しんでください」といったメッセージ動画も披露された。

  来場者からは、「日本酒と和食がこれほどまでに相性がよいとは気づかなかった。今後和食を食べる時にはメニューに合わせて様々な日本酒を試してみたい」といった感想が出るなど、好評を博した。

  紹介によると、このキャンペーンは上海·広州·深圳中国３都市の日本食レストラン約１３０店と連携して行われ、期間中は連携するレストランごとにお薦めの日本酒と和食の「OMAKASE」絶品ペアリングメニューが用意される。主催者は、より多くの方にこだわりの日本料理には、日本酒が不可欠であることを知って欲しい、と述べた。

（編集：範易成）