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消えゆく老西門の旧い住宅へ日本人を案内

2022年 9月 20日12:08 提供:東方網

  老西門といえば大富貴酒楼、文廟、孔乙己酒家、夢花街などが有名だが、曹家街、静修路、曹市弄といった路地はあまり知られていない。現在、老西門では一部の地域で取り壊しと立ち退きが進んでいる。そこで今の老西門を見てもらおうと、「白相大上海-Shanghai Citywalk-」を運営する宇山紡さんとガイドの格里董さんとは、消えゆくたたずまいと旧い住宅がある特別な上海へ日本人を案内した。

  シティウォークを終えた日本人の参加者は、「外国人が一人行くのは難しいので参加できてよかったです」、「消えつつある旧い住宅を見て、残念でちょっと悲しくなりました」と語った。

  格里董さんは記者の取材に対し、「上海には多くの物語、古い住宅、綺麗な街があり、そこには多くの真実の生活があります。さっき私は天気予報を書く人の話を皆さんにしましたが、それと同じで、ここには人それぞれの景観があります。私は下町で生活する人々の温かさは、現代の私たちの社会ではめったにお目にかかれないものだということを言いたいのです」。

  宇山紡さんは老西門の情況をさらに理解してもらおうと、老西門に関する小さな絵入りパンフレットも作った。「今日歩いたところは実は何度も行ったことのある場所です。でも、もうすぐ家も人もなくなるからここを目に留めておきたいということで、たくさんの人が参加してくれました。私は日本人に普段は行きにくい場所を知ってもらうことで、より上海の人たちと仲良くなれるような話題を提供したいと思っています。彼らに日本人コミュニティーのプラットフォームになって欲しいというのが、私が上海シティウォークを始めたきっかけなんです」と、宇山さんは述べた。

  (曹 俊 動画:曹俊、竇易欣)