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日本料理巨匠の柿澤一氏が新型コロナ下の健康と食事について特別講義

2022年 6月 20日16:36 提供:東方網

  このほど、醬油ブランドのキッコーマン株式会社の招きを受けて、日本の“ミシュラン6つ星巨匠”と呼ばれる柿澤一氏が『食文化の国際交流を促進する』をテーマに、上海大学日本語学部の学生に特別講座をオンラインで開催した。日本の食文化を紹介すると同時に、食への姿勢について講義をした。

  

  2010年上海万博の高級日本レストラン·料亭『紫 MURASAKI』でシェフを担当した柿澤一氏は上海との縁が深い。上海の新型コロナの情況をずっと注視していて、当時一緒に仕事をした上海大学の先生と学生に、憂慮の念を表していた。そこで今回、食に関する交流を深めようと、健康と食事管理の方法を分かち合い、食事の重要性を深く考える講演をオンラインで催すことにことなったものだ。

  講演で柿澤氏は、多くの画像を紹介しつつ、「世界各国のおいしい料理はできるだけ食材の元の味を生かすようにしている。日本料理が人気な理由も、うまみを「添加的」な方法で加えない点にある。日本料理は醬油に始まり醬油に終わると言われいる」と述べ、江戸時代に創業して日本近代飲食業界の発展を支えてきたキッコーマン醬油を紹介した。 

  参加した上海大学の学生は、中華料理と日本料理には多くの共通性があり、それを理解すれば、異なる文化と価値観の融合の重要性に役立つと感想を述べた。

  (編集:曹 俊)