ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 上海

『夢華録』の人気がお菓子ブームを引き起こす

2022年 6月 14日17:59 提供:東方網

  現在放送中のドラマ、『夢華録』が人気になるにつれて、劇中で描かれている宋代の人々のグルメや生活がホットな話題になっている。その中でも特によく登場する伝統的なお菓子は、幅広いグルメ愛好者の興味を引き起こし、eビジネスプラットホームのお菓子などの伝統的な食べ物の売れ行きも好調になっている。 

  叮咚買菜(中国で食材を購入するeビジネスプラットホーム)のデータによると、「お菓子」というキーワードの検索量がこの1週間で2.8倍に増加。特に荷菓子という商品の売れ行きが好調で4倍に増えた。紹介によるとこの「荷菓子」とは江南の蓮池をイメージした創作菓子で、緑豆を主な材料に、蓮根、蓮の葉、蓮の花、花托をかたどったものだ。トレハロースが使われているので柔らかく、さっぱりしていて食べ飽きない。購入したある人はコメントに、『夢華録』で三娘が作ったお菓子を食べたような感じだと書いている。

  荷菓子だけでなく、最近は各種中国風点心、グルメも以前より人気になっている。唐代宮廷で食された「ナツメとクルミの貴妃餅」、季節の「ヤマモモ濁酒」なども、先週の2倍に増加した。さらに以前販売された、「緑コード(中国語の発音がリューマー)」とよく似た馬型緑豆ケーキ、「魚躍龍門」の意味がある錦鯉の餅といった伝統的な創作点心もSNSで話題を集めている。

  

  叮咚買菜ベーキング商品開発責任者は、中華のグルメに対する歴史は非常に長く、中国的要素を含むグルメや伝統的な点心も市場で注目されて好まれているので、今後もより現代の味わいにマッチした中国風グルメを創作していきたい、と述べている。

  (編集:曹 俊)