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上海博物館と上海市精神衛生センターが「上海、がんばれ」マスクを制作

2022年 6月 6日16:02 提供:東方網

  上海博物館と宛平南路600号にある上海市精神衛生センターが、このほど共同で、「上海、がんばれ」シリーズのマスク4種類を制作した。今回制作されたマスクは、第一線で新型コロナと戦う人々に寄付され、一般には発売していない。 

  上海市精神衛生センターの謝斌主任医師は、3月の上海新型コロナ予防コントロール記者会見で市民に向けて、「心の調節には『希望、安定、自律、思考』の四つが重要だ」と話した。 

写真:清代汪士慎の「花卉冊」の玉蘭

  この四つの言葉が印刷されたマスクには、清代汪士慎の「花卉冊」の玉蘭が印刷されている。汪士慎は清代の著名な画家、書道家、詩人で、「揚州八怪」の一人である。花の絵に優れたことで有名で、この玉蘭図は上品で清々しく、生き生きとしている。 

  「精神食糧」という四つの字が印刷されたマスクは、精神食糧を補って、ゆったりとした生活を期待するものだ。 

  上海が「魔都」と呼ばれるゆえんは、これまで様々な難題に直面しても「モンスターを倒して」解決し、グレードアップを繰り返してきたからである。今回、上海博物館と上海市精神衛生センターが制作したマスクにも、この「モンスターを倒す」が印字されている。 

  最後のマスクには「SHANGHAIPOWER(上海パワー)」と印字されている。第一線で毎日忙しく新型コロナと戦っている医療関係者、ボランティア、都市管理者にこそ、この言葉がふさわしいと言えよう。

  (編集:曹 俊)