日本物流大手の近鉄エクスプレスは、上海外高橋や浦東空港に倉庫を有し、昨年末には浦東空港綜保区内に中国初となる知能全天候半導体グローバル物流センターの半導体グローバル物流センターをスタートさせた。

  近鉄エクスプレスは半導体関連の顧客を中心に物流サービスを提供しているため、今回の新型コロナ感染拡大を受けて、産業チェーンのすべての企業が影響を受けていた。そのため、コロナ拡大の終息が見えてきた現在、一刻も早く運営を通常に戻すことが重要課題となっている。

  近鉄エクスプレスによると、市商務委員会の「ホワイトリスト」に入ったことで、会社の運営は通常に戻りつつあり、現在は8割の水準に達したとのことだ。