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上海の専門家グループから、張欣欣、張文宏、陳賽娟の三氏がランセットに投稿

2022年 5月 15日19:34

  上海の専門家グループから、張欣欣、張文宏、陳賽娟の三氏が、医学誌の「ランセット(TheLancet)」に、『現在のCOVID-19大流行のオミクロンブームに対応して上海が取った命を救う努力』という文章を発表した。

  文章は、上海がオミクロンと力を尽くして戦っていることは、中国がより速く新型コロナから抜け出すことに非常に重要な意義を持つ。

  2500万人の人口を有する上海では、ワクチン接種率は全体の90%を超えている。ただし、高齢者では接種率が依然として低く、60歳以上人口の580万人のうち、ワクチンを接種した人は62%で、さらに追加接種を受けた人は38%にとどまっている。2022年5月4日までの新型コロナの死者503名のうち、COVID-19ワクチンを接種していたのは少なくとも25人だった。つまり、死者のワクチンの接種率は4.97%と低いことが分かる。もし、例えば、大規模なPCR検査や抗原検査を行わない、各臨時集中隔離施設やホテルで感染者と濃厚接触者を隔離しない、新型コロナが発生している地区で厳しい封鎖をおこなわないなど、厳しい公共衛生措置を行わない場合には、重症化が進んで、特にワクチンを接種していない高齢者の重症者が増加して、死亡者数が増加すると考えられる。