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新型コロナに感染した東方網記者の日記(7):家に帰る日はようやく来た!

2022年 4月 26日18:14 提供:東方網

  上海における新型コロナ感染拡大の波は、依然として深刻な状況が続いている。この中で、東方網の劉暁晶記者も、コロナに感染したことが判明した。そこで劉記者は、今回の感染確認および集中隔離施設の生活など、最前線の様子を日記という形で記録することにした。

  私たち家族3人は2回連続でPCR検査が陰性となり、退院の条件をクリアした。待ちに待った帰宅だ! 妻は4月21日に先に帰った。私と娘は本来22日に一緒に退院するはずだったが、私のミスで自分の個人情報をアップロードしなかったために、22日の退院リストには娘の名前しかなかった。娘一人で家に帰るなんて大丈夫だろうか、私は心配でたまらなかった。

  これを知った私の住むコミュニティの居民委員会のスタッフが、「心配しないで私に任せなさい」と、慰めてくれた。22日、彼は退院者の搬送バスが着く場所へ娘を迎えに行き、その後、家まで送ってくれた。そのうえ娘が無事に家に戻った写真も送ってくれたので、私は本当に安心した! なんてありがたいのだろう!

  ここにいる最後の時間は、1日が1年のように長くて辛い。夜9時頃、ようやく退院の証明書をもらう。娘と妻がいないから、一人ぼっちで寂しくてなかなか眠れなかった。

  隔離施設で過ごした14日間、色々なことを見て様々な人と出会った。私にとって奇妙な経験である。一番感謝したいのは医療関係者と居民委員会のスタッフだ。私の日記はこれで終わりとするけど、上海のコロナウイルスとの闘いはまだ終わらない。

  4月23日、家に帰る日だ。病友と医療スタッフと別れて隔離施設を出る時、私の足どりは軽やかだった。思い起こせば、ここに来た時の足はなんて重かったことか。約20人と一緒に搬送バスに乗る。窓の外の景色はいつもの上海ではないけれど、この都市はきっと間もなく日常を取り戻すと信じている。

(編集:範易成)