上海市対外友好協会と上海市事前基金会が計画、三菱商事（中国）有限公司が寄付、中電科太力上海支社が供給と、物流の壁を破って、浦東恵南鎮黄路養老院に暮らす高齢者たちのもとへ、わずか数日で２２台の空気清浄機が送られた。

  今回の愛の特注リレーは、上海市対外友好協会、三菱商事（中国）有限公司、中電科太力上海支社、恵南鎮黄路養老院の関係者がオンラインでビデオ会話をするなかで実現したという。

  養老院にお母さんを預けている張慧燕さんは、このプレゼントのおかげで母をはじめとするお年寄りがきれいな空気の中で生活することができて安心だ、と感謝の言葉を述べた。

  三菱商事（中国）有限公司董事長で総経理の中塚潤一郎氏は、新型コロナで実際にお見舞いに行くことができないので、ビデオを通じてお年寄りに、「今回、寄付した空気清浄機が養老院の環境をさらに改善し、この特別な時期を平安に過ごしてもらいたいと思います」とあいさつした。

  上海市対外友好協会の景瑩副会長は各方面の支持に感謝を述べた。「高齢者は我々が特に心を配っているグループの一つです。企業の寄付を組織して懸け橋となってもらい、三菱商事、中電科太力などの力で物資を養老院に送ってもらいました。防疫の壁を築き、愛のリレーを共同で完成できました」と述べた。

  （編集：曹俊）