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我々は守られている普通の上海市民だ 心から「逆境に立ち向かう人たち」を応援する=在上海の日本人研修指導責任者

2022年 4月 18日8:46 提供:東方網

  新型コロナと戦っている上海は、現在、重要な段階にある。この中で、上海で生活する日本人はどうしているだろう。東方網では、上海漣泉大江戸に勤務する二人の日本人を取材して、彼らの日ごろの様子を聞いた。

  政府からの物資配送、団体購入、会社からの支援と近隣の相互援助がある上海に感謝

  漣泉大江戸に勤務する研修指導責任者で日本人のYukiさん(ニックネーム)は、「私は上海閔行の大型コミュニティに住んでいる。食品、生活用品に関しては、政府から配送される物資もあれば、コミュニティの配達もあるし、さらには近隣からの援助もある。新型コロナの中なので、漣泉大江戸の施設はもちろん休業中だが、会社もいろいろな物資を配送してくれた。私の中国語はあまり上手ではないが、各方面の援助に非常に感謝している」と、ロックダウン期間の中での生活について述べた。

  地元の街道·居民委員会から弁当を日に2回提供

  同僚のもう一人の日本人研修指導責任者である徹さん(ニックネーム)は、上海松江区九亭、九里亭街道にあるアパートメントホテルに住んでいる。ここに住んでいるのはほとんどが独身者なので、普段から管理人が大きな役割を果たしている。徹さんによると、ロックダウンが始まる前、管理人から、あらかじめ食料と日用品を用意しておいたほうがいい、と言われた。そこで、ホテルの住人のほとんどが、この勧告に従って準備したという。「独身者が多くて料理はあまり作らないが、地元の街道·居民委員会から弁当を日に2回提供して配給物資もある。それに会社から団体購入の操作方法を教えてもらって、同じ建物内の住民と一緒に団体購入も可能になった。会社からも配給物資が届いたし、社員の通行証を発行申請したら同僚が届けてくれた。だから基本的に食品、生活用品で困ったことはない。配給された新鮮なキュウリや白菜を食べて、普段忘れがちな食べ物の大切さを再度認識した」、と述べた。

  上海を守るためにできることをやる

  取材の中で二人とも、上海はいま、新型コロナと戦う重要な局面を迎えているので、中国の皆さんと一緒にこの難関を耐えて、早く普段の生活に戻りたいと願う、と語った。

  徹さんは、配給物資の運搬や荷下ろしの手伝いをしており、医療関係者、政府関係者、ボランティアの日々の苦労にとても感謝している。「彼らは最前線にいて、われわれは守られる普通の市民だ。心から彼らを励まして、新型コロナが沈静化することを切に願っている」と語る。

  

  会社が寄付した物資

  Yukiさんは、「私が手伝えることはあまり多くないが、ボランティアの苦労は本当によくわかる。われわれ漣泉大江戸の多くの同僚もボランティアになって、できることで貢献している。会社でも施設のある各鎮の政府などに、飲料製品や使い捨て下着など4万枚を応急援助物資として寄付した。さらに、莘庄鎮と虹橋鎮地区の付近の住民の物資ニーズに応えて、飲料製品の注文と配送サービスも始めた。私もチャンスがあればボランティアとして社会貢献的活動に参加してみたい。新型コロナが早めに収束して、上海と中国のサービス業の発展に貢献したい」と述べた。

  (曹俊)