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新型コロナに感染した東方網記者の日記(3):一番「病人」らしいのは私だった

2022年 4月 15日17:48 提供:東方網

  上海において新型コロナ感染拡大の波は依然として深刻な状況が続いている。この中で、東方網の劉暁晶記者も、最近コロナに感染したことが判明した。そこで劉記者は、今回の感染確認および集中隔離施設の生活など、最前線の様子を日記という形で記録することにした。

  


  隔離施設に来る前までは、ここには「息も絶え絶え」の人間がいっぱいいると思っていた。だが、実際には老若男女を問わずみな元気で、おしゃべりしたり、体を鍛えていたり、犬の散歩をしたりしている。水を汲もうと列に並べば、咳をしているのは私だけ。なんだか恥ずかしい。なんだ、一番「病人」らしいのは私じゃないか。

  


  隔離施設では夜もずっと明かりが点いている。だから、時計がなければ目が覚めても実際は何時なのか分からない。入院中の「病友」に言わせると、アイマスクが配られることになっているらしい。だが、アイマスクが余ってなければどうする?なので、頭のいい病友は、新しいマスクを2枚、顔に載せて代用している。ちょっとおかしく見えるけど、本当に効果がある。私達もこの方法で寝る。

  


  4月11日未明0時頃、カメラを持って散歩に出る。回りの人はほとんど寝ている。起きているのは医療スタッフの「大白」(白い防護服を着ているから)だけ。皆忙しそう。0時20分ごろ、ナースステーションにいる「大白」が、新しい入院感染者の入院手続きを行っていた。

  


  朝7時ごろ、病人のボランティアが朝食を配る。洗面台ではそれぞれが顔を洗ったり歯を磨いたり、身支度にいそしんでいる。あるベッドのエリアではPCR検査が始まった。「大白」が退院の基準を満たす可能性のある病人に対し、手分けして検査を行っている。

(編集:範易成)