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二十四節気 導引式|清明:主に手の太陽小腸経を伸ばす

2022年 4月 5日16:36

  桐始めて華さき、田鼠化して鴽と為り、虹始めて見ゆる。

  清明は二十四節気の第五の節気である。清明の時節、春もたけなわの頃であり、万物が新鮮な空気を吸い、まさに春和景明のさまとなる。清明には古来お墓詣りとの習俗があり、先祖を偲ぶとともに春をめでる絶好の機会である。

  清明の養生は陽を養うため、こまめに「動く」ことが肝心である。清明導引式では主に手の太陽小腸経を伸ばす。手の太陽小腸経は、小指から腕の外側の後ろを通って肩甲骨を経て、首の横から上の目じりまでく経絡である。

  まず、息を吸いながら肩甲骨を両側へ開き、それに従って両腕も弓を引くように左右に広げる。この際、弓を持つ方の手を見る。これで、手の太陽小腸経をっることができる。そして、息を吐きながら弦を引く方の手を伸ばし、両腕をおろし体をもとに戻す。自分の状況に合わせて左右交代に繰り返す。

  漢方医学では、人は四季の変遷に合わせるべきとえる。春は万物が成長する頃で、これに合わせてゆったりした衣服を着、早寝早起きして体をたくさん動かすのがよい。

  (ビデオ:上海気功研究所、メディアサポート:東方網)