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新型コロナと戦う!中医の予防薬を処方

2022年 3月 25日17:29 提供:東方網

  上海は今、新型コロナとの戦いで重要な局面を迎えている。この中で上海中医薬大学付属の岳陽中西医結合医院では、現在の防疫の重点と未病予防に優れた中医薬を結合した「清疏固表方」を研究開発。最前線でコロナと戦うスタッフや一般市民の健康のために、コミュニティー衛生サービスセンターと隔離場所に「清疏固表方」を送った。

  現在流行しているオミクロン株は、感染力が強く、感染しても分かりにくいのが大きな特徴だ。これに対して岳陽医院では迅速に対応し、経験豊富な複数の中医師が数年間の経験をもとに「清疏固表方」を研究開発した。新型コロナを含む呼吸器系伝染病の予防に効果があり、だれでも服用できるが、特に普段、体が弱い人に向いている。

  上海市新型コロナ救治組市級専門家組メンバーで、岳陽医院呼吸内科の王振偉主任によると、「清疏固表方」は特に考えられた処方で、甘く口当たりがあっさりして飲みやすい。金銀花、大青葉、オウギ(黄芪)、陳皮、バラの花、クコなどを用いており、解熱·解毒作用、気を整え肌を強くする効き目がある。包装は個包装を採用しているので、手軽に煎じることができるし、さらには顆粒剤のものもあって携帯に便利だ。

  高齢の王さんは、冬から春への変わり目に風邪をひきやすい体質だ。そこでこの処方を知り、さっそく病院へ行って出してもらってきた。王さんは、「この薬は煎じやすいし味もいいので、お茶のかわりに煮出して手軽に飲んでいる。周りの人にも勧めた」と述べた。

  (編集:曹俊)