１４日午前１０時、マルタ籍でコンテナ付きCMA CGM SYMI号が、上海洋山港２期埠頭に入った。船が停泊すると、海港未来号LNG（液化天然ガス）輸送注入船がCMA CGM SYMI号に横付けし、船舶LNG燃料の注入準備が整った。ついで、上海出入国検査機構によってそれぞれの船で入国検査手続きと船舶停泊手続きが行われたことで、世界最大のLNGエンジンコンテナ付き船と世界最大のLNG輸送注入船による上海洋山港でのLNG注入が成功した。これは国際航行船舶保税LNG注入事業において中国で初めて実施されたもので、上海港が船から船へ保税LNG注入が同時に行える港になったとことを示している。

  （編集：曹俊）