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上海出身の周冠宇が中国初のF1ドライバーに

2021年 11月 17日16:29 提供:東方網

  

  フォーミュラワン(F1世界選手権)に参戦するアルファロメオは16日、中国上海出身の周冠宇(22歳)を来季のドライバーとして起用すると発表した。F1初の中国人ドライバーが誕生することになり、中国のレース史においても大きな一歩となる。

  周冠宇は今年のフォーミュラ2(F2選手権)でよい成績を収め、アントニオ·ジョビナッツィに代わってシートを獲得した。来季に引退するキミ·ライコネンの後任として移籍してくるバルテリ·ボッタスのパートナーを務める。

  中国のモータースポーツの歴史にとって画期的な一歩であり、F1ドライバーになる周冠宇は中国のレースファンから大きな期待を背負うことになる。

  「幼い頃から情熱を抱いていたこのスポーツで、できるだけ高みに登りたいと夢見てきたが、今その夢が現実となった」と、周冠宇はプレスリリースでコメントした。

  周冠宇は1999年の上海生まれ。15歳の若さでフォーミュラカーで臨む初シーズンを迎えた。フェラーリ·ドライバー·アカデミー在籍を経て、2019年1月にルノー·スポール·アカデミーと契約してF1チームの開発ドライバーへ抜擢された。ユニ-ヴィルトゥオーシ·レーシングから参戦したFIA F2選手権では、表彰台5回、ポールポジション1回という素晴らしい成績を残し、7位でベストルーキーに贈られる「アントワーヌ·ユベール·アワード」を受賞した。2020年9月のロシアでF2初勝利を挙げ、初めてF2で優勝した中国人ドライバーとなった。

(編集:f)