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上海黄浦江、蘇州河の岸辺地区を「都市の表玄関」とする計画が発表

2020年 8月 21日17:00 提供:東方網 編集者:曹俊

このほど、上海市計画資源局は、黄浦江、蘇州河の岸辺地区の建設計画(2018~35年)を発表した。世界レベルの浜辺エリア建設を全体目標として、黄浦江岸辺を国際的大都市発展のレベルを集中的に展示するエリアに、蘇州河岸辺をスーパーシティの快適な居住空間とするモデルエリアに位置づけた。

 

黄浦江岸辺:国際大都市発展のレベルを集中的に展示するエリアに

黄浦江は閔浦二橋から呉淞口までの61キロの長さを持つ河川で、川幅約2~5キロ、総面積は約201平方キロある。この沿岸にグローバルシティの核心機能を備える空間キャリア、豊富な文化を持つ都市の表玄関、マクロスケールの価値を持つ緑の廊下を建設することを発展目標にする。

同エリアは「三部分·二中心」の機能構造を形成する。楊浦大橋から徐浦大橋までが核心部分で、グローバルシティの金融、文化、革新、遊覧·休憩などの機能を持たせる。徐浦大橋から閔浦二橋までは上流部分で、エコロジーを基本機能にして、住みやすい生活機能とあわせて、イノベーションパークによる育成·革新機能を持たせる。呉淞口から楊浦大橋までは下流部分で、港エリアの発展的グレードアップに基づき、革新機能を発展し、エコと公共機能を備えることを強化する。

バンド~陸家嘴~北バンド地区、万博~前灘~徐匯浜辺地区を中心にして、金融、貿易、港運、イノベーション、アイディア、文化と本部ビジネスなどグローバルシティ機能をさらに集中させる。

蘇州河:スーパーシティの住みやすい生活モデルエリアに

蘇州河上海市部分は長さが50キロの河川で、市内の川幅は約1~3キロ、近郊の川幅は約2~8キロあり、総面積は139平方キロである。

蘇州河の岸辺計画には、多元化機能を兼ね備える活力タウン、温度のある文化タウン、エコロジー効果を最大とするグリーンエリアを含む。

岸辺の機能、発展と建設情況を総合的に考慮して、全エリアを3つの部分に分ける。内環状線路の東(恒豊路の東)部分は「上海2035全体計画」が明らかにした中央活動エリアで、高品質の公共活動機能を作り上げる。都心部のその他の地区は、上海都市品質、住みやすさ、仕事のし易さという複合機能を実現する。外環状線路以外の地区はエコロジー廊下として位置づけ、生態の保全とレジャー·憩いの機能を実現する。

蘇州河は岸辺と沿岸の空間でレベルの異なる公共サービス体系を形成し、水陸連動の蘇州河観光帯と、岸辺観光活力集中区を建設する。また、歴史的資源を活用して、都市歴史文化を切り開く文化施設集中エリアを設け、展示空間を再構築したり、文化観光コースを企画するなど、都市文化活動を組織する。

(編集:曹 俊)