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中日食育フォーラムが上海で開催 長崎カステラが最人気ギフト商品になるかも

2017年 4月 18日9:20 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

  

 4月14日午前、中日食育フォーラム·桃李林発表会が上海で開催された。今回のイベントは服部学園―服部栄養専門学校、日本長崎カステラ専門店·和泉屋、果物専門メーカー·天津天富食品有限会社の共催で行われ、飲食業種が急速に発展している中での食の安全性と健康、そして将来の展望などについて話し合われた。

  

 イベントの一番の見所は、服部栄養専門学校による和菓子の製作実演で、参加者は日本の食文化の神髄を深く感じることができた。長崎カステラ専門店和泉屋の井上確社長は、「日本のギフト商品市場で、カステラはお菓子の中でも特に認知度が高くて高級感があり、若い人から年配の人まで幅広く支持されている。」と紹介し、「代表的なギフトとしてのカステラは、原料がシンプルなだけにこだわりが必要だ。そのために熟練した職人が製品の品質を保証している。季節やその時の天気によっても品質が左右されるからで、もちろんメーカ独自のノウハウもある。」と語った。

  

 また、今後のギフト商品市場の発展に関して井上社長は、「全体的により良い物、より価値の高い物にシフトしていくと思う。また、他人と同じものでなく、自分ならではの贈り物を送りたいと思う人が増えていくだろう。」と述べた。

  

 イベント現場では新ブランドの桃李林の発表会も行われ、天富食品有限会社の李躍倩董事長がブランドのストーリーを紹介した。同社の設立後の最初の商品は、日本の大久保という桃の品種の白桃シロップであることから、ブランドのテーマを桃に決めたとのことだ。中国には「桃李は言わざれども、下おのずから蹊を成す(人に接するに誠実であれば、人は感動しその人を慕うものである)」という諺があり、「初心を忘れずに、多くの人々と友情を結びたい。」と述べた。