上海出入国検査所は、２０１６年の上海の出入国者数は延べ４２４２万人で同期比１２.９％増、２０１５年の３７５０万人の最高記録を更新した、と発表した。

　２０１６年１月３０日に「１４４時間ビザ免除政策」が実施されて以降、同検査所の統計条件に適合した外国人観光客の取扱数は延べ３.５万人で、２０１５年から行われた「７２時間ビザ免除政策」の実施時期と比べて９割増加した。

　紹介によると、虹橋空港第１ターミナルＡビルの営業開始後、出入国審査ホールはそれまでのＢビルからＡビルに移った。それに伴い、Ｂビルでは２３だった検査ルートを３１増やして合計５４とし、通関の効率と快適性を大幅に向上させたとのことだ。

（編集：兪静斐）