ようこそ、中国上海!
最新バージョン

Home >> 新着 >> 上海

徐家匯商業圏、商業圏歩行回廊を建設し港匯広場の39段の階段を撤去

2015年 11月 9日13:25 提供:上海市観光局 編集者:曹俊

徐家匯商業圏、商業圏歩行回廊を建設し港匯広場の39段の階段を撤去

 11月2日、徐家匯商城集団の情報によると、港匯広場入口の39段の階段がまもなく撤去され、グレードアップ改造の一環として徐家匯エリア最大の野外広場に変身することが判明した。港匯広場では2つの出口を残す予定で、徐家匯商業圏の空中回廊と連結される。

 港匯広場(以下、「港匯」と略称する。)の関係責任者は、次のように紹介した。「港匯の建設当初、正門は39段、約2階建てビルの高さに相当する大型階段を設計。当時徐家匯の代表的な建築物の一つとした。今回の商業圏全体のグレードアップ改造にあたって、港匯を更にファッショナブルに変身するため、この階段の撤去を決定。ガラスカーテンウォールでより透明感のあるデザインを採用し、全体的な商業ムードとグレードを高める。撤去後、階段があった場所は徐家匯最大の野外広場となり、その面積は現在の2倍。完成すれば、ここは超大型のスクエア式アートスペースとなり、野外ステージ、ストリートアートなどが行われる。」

 徐家匯は当時、上海が1949年の建国後初の全機能独立型新都市の起点として開発された。開発が早かったことから、エリア全体は容積率の高い開発計画を採用。同時に、交通ハブとして、人気も高かった。しかしながら、開発が早かったため、徐家匯商業圏はすでに市中心区の中でも渋滞が深刻化。港匯の階段撤去は、徐家匯商業圏が起動して30年ぶりに行われる最大規模の改造の一環である。

 計画では、徐家匯商業圈は商業圏歩行回廊を重点的に建設し、東は宛平路-宛平南路まで、南は辛耕路-天鑰橋路-南丹東路まで、西は文定路-虹橋路-宜山路まで、北は広元西路-広元路-天平路-衡山路までの総敷地面積約94.5ヘクタール(94.5万平方メートル)。計画において、同回廊は港匯広場、上海六百、西亜賓館、美羅城、太平洋数碼などの商業ビルと連結し、延伸により徐家匯公園ともつながる予定。2階の回廊は「一環+一線」の設計構成でそのうち「一環」は港匯、東方商厦、太平洋数碼、美羅城、T20(旧西亜賓館)、徐家匯公園、匯金百貨、上海六百、太平洋百貨などのビルと公園を連結させる。このプロジェクトは陸家嘴の2階歩行回廊に次ぐもので、市中心部でも2階回廊の規模が大きく、連結する建築物が最も密集するプロジェクトとなる。「一線」は港匯、百聯徐匯、徐家匯中心などのプロジェクトと連結させる予定で、徐家匯付近のビジネスマンにとってより便利となる。