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中国とアラブの互恵協力と共同発展の前途は洋々 中国の専門家

2018年 7月 11日8:42 提供:新華網日本語

中国・アラブ諸国協力フォーラム第8回閣僚級会議が10日、北京で開かれた。同フォーラムは中国とアラブ諸国全体の外交における重要なプラットフォームで、2004年の発足から14年間で、中国とアラブ諸国の貿易額は4倍以上、中国の対アラブ投資は6倍、中国のアラブ諸国での請負工事の新規契約額は7倍増えた。また、アラブ諸国の孔子学院と孔子教室は16カ所に増え、中国とアラブ諸国間の姉妹都市は26組となった。

かつて中国人民外交学会副会長や駐アラブ首長国連邦中国大使、駐ヨルダン中国大使を務めた劉宝莱氏は、同フォーラムが2004年の発足以降、急速に成長し、目覚ましい成果を上げたと表明。中国とアラブ諸国が14年間にわたる共同努力を経て、同フォーラムが構築した枠組みとメカニズムを徐々に改善し、経済貿易協力を強力に推進して成果を上げただけでなく、双方の文化交流の積極性を効果的に高めたと評価した。

中国とアラブ諸国の今後の協力について、上海外国語大学中東研究所の孫徳剛副所長は、双方の互恵協力が核心的利益を尊重し合い、平等で友好的な協議を基本としており、イデオロギーや政治制度の違いを既に超越していると表明。双方が「一帯一路」を共に構築する仲の良い兄弟であり、国政運営の経験を共有する良き友人であり、グローバルガバナンスに参加する良きパートナーであると述べ、将来的にも双方の互恵協力の前途は洋々との考えを示した。

歴史上、陸上シルクロードでも海上シルクロードでも、アラブ地域は全て重要な接続点であり、ひいては直接の目的地だった。古代シルクロードが徐々に作られていく過程で、アラブ人は一貫して重要な参加者であり推進者であった。今日、中国とアラブ諸国の協力は更に多くのチャンスに面しており、双方は新たな歴史的高みに立ち、かつての「シルクロード」の足跡を辿りながら、人類運命共同体構築の新たな道のりを、再び帆を揚げて航行していくだろう。

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