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孔鉉佑駐日大使「『インド太平洋』はアジアに取って代わることはできない」

2022年 6月 2日15:50 提供:人民網日本語版

  

  孔鉉佑駐日大使は1日、日本の対中友好7団体の1つである日中協会の交流会に招待を受けて出席し、「国交正常化50周年を記念し、平和と発展という時代のテーマを考える」と題する講演を行った。孔大使は「グローバル安全保障イニシアティブ」と「グローバル発展イニシアティブ」を全面的に紹介し、最近の日米の中国関連の否定的で間違った言動や、米側の推し進めるいわゆる「インド太平洋戦略」について、中国側の立場を明らかにした。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。

  孔大使は「過去数10年間、アジア地域は概して平和と安定を保ち、地域協力が勢いよく発展し、経済力が急上昇し、他地域に先駆けてパンデミックの暗雲から脱し、現在世界で最も発展の活力を備える地域となった。これはアジア各国が団結して切り開いた協力の成果であり、各国はその成果をますます大切にし、手を携えて守っていく必要がある。しかし、苦労して得られたアジア地域の平和的局面と発展の勢いが試練と脅威に直面していることに警戒する必要がある。つい先週、バイデン米大統領が行った初のアジア歴訪は、『インド太平洋戦略』推進の名の下にアジアの分断と対立を煽り、中国封じ込めのネガティブな動きが随所に溢れるものだった。そして、日本側は積極的に米側に呼応し、歩調を合わせ、非常に活発な役割を演じた」と指摘。

  「米側がいくら『自由』や『開かれた』といったきれいな文言で自らの『インド太平洋戦略』を飾り立てても、徒党を組んで『小集団』を作り、陣営分割によって中国を封じ込め、抑え込むというその覇権主義的本質を覆い隠すことはできない。米国は全力を注いで中国を地域諸国共通の『脅威』として描き、それを口実に日本の軍拡を促し、日米同盟を強化し、日韓をNATOに引き込もうとし、『NATOのアジア太平洋化』と『アジア太平洋版NATO』の構築を推進し、中国周辺の地政学的環境の再構築を主張している。これは実質的に、地域諸国を大国間の角逐と陣営対立の危険な最前線に立たせるものである。米側の打ち出したいわゆる『インド太平洋経済枠組み(IPEF)』は、その意図が『中国に取って代わる構想』にあることをあからさまに示しており、地域諸国に米国の定めた一方的ルールや対等でない規定を受け入れ、米国主導の新たな地域経済体制に加わるよう強いるものだ。特定の国を意図的に排除し、他の国々に陣営選択を迫るこのようなやり方は、その標榜する『自由』や『開かれた』という文言と実にかけ離れており、ASEAN中心の既存の地域協力枠組みに打撃を与え、これを壊し、アジア各国が苦労して作り上げた地域統合の成果を損なうだけである」とした。

  また「ますます多くの国々が、利己主義者という米国の正体をを見抜き、この地域で分断を作り出し、対立を煽り、平和を破壊するというその背後の企てを見抜いており、米国が中国に対抗し、中国を封じ込めるための『駒』にはなりたくないと思うようになっている。また、いわゆる『インド太平洋』は永遠にアジアに取って代わることはできないということを、米国など少数の国々に忠告したい。米側が、いわゆる『インド太平洋戦略』や1つの枠組みを用いて、中国のようなアジアの大国を孤立させ、アジア諸国と中国の歴史的根源や現実的結びつきを切り離し、断ち切ることができると考えているのなら、それは全く通用しない」とした。(編集NA)

  「人民網日本語版」2022年6月2日