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【国際観察】世界を騙そうと企てる「嘘の帝国」

2022年 3月 29日16:50 提供:人民網日本語版

  ウクライナにある米国の生物学研究所の問題が燻り続けている。ロシア側は、これらの研究所ではハンタウイルスやクリミア・コンゴ出血熱、コウモリコロナウイルスなどを研究している上、これらの使用を病気の自然発生にカモフラージュできると指摘している。世界保健機関(WHO)は以前、これら高リスク病原体の処分を提言していた。(文:葉燭。人民網掲載)

  次々と明らかになる証拠を前に、米側は相矛盾した誤魔化しを続けている。米国国務省の声明では研究所は存在しないことになっているが、国防総省の公開資料では46ヶ所あり、米側が生物兵器禁止条約(BWC)締約国会合に提出した文書では26ヶ所あることになっている。また、ヌーランド米国務次官は、これらの研究所が危険であることを認め、研究材料がロシア側の手に渡ることへの懸念も表明した。米側は「条約を遵守している」と言いながら、BWCの多国間検証メカニズムの構築には単独で反対してきた。

  FOXニュースの司会者は、ウクライナの研究所に関する米国防総省の主張を「究極の嘘」と呼んだ。 しかし、「嘘の帝国」である米国にとって、これは氷山の一角に過ぎない。

  覇権維持のためなら、米国にでっち上げられない嘘はない。イラク戦争発動時、パウエル国務長官(当時)が粉末洗剤1本を手に取り、イラクに「大量破壊兵器」があると主張したことを人々は忘れない。米英仏が「ホワイト・ヘルメット」(SCD)の自作自演動画に基づき、「化学兵器を使用した」との理由で、シリアに巡航ミサイル「トマホーク」を110発以上発射したことを人々は忘れない。米国は20年近く、アフガニスタンへの介入の成功を国内外の人々に伝えてきた。だが、その暗然たる撤退の際、いわゆる「民主主義国家の建設」などの目標は何一つ達成されず、後に残されたのは戦争の傷跡だらけの国、安住の地を失った350万人の難民だけであったことを全世界は目の当たりにした。

  過去70年余りの間に、米国は武力衝突を200回以上発動した。「戦争帝国」の進撃と歩調を合わせてきたのが、西側メディアの構築した「嘘の帝国」だ。

  ウクライナ危機において、西側は露骨な偽善性とダブルスタンダードを示してきた。 最近、米誌タイムはカバーストーリー「ウクライナ人の苦しみ」で、弱者への同情を示し、戦争について省察した。だが、2016年にNATOがセルビアを爆撃した際、同誌の表紙が「セルビア人を屈服させ、大量爆撃で平和への扉を開く」だったことに人々は気づいている。3月17日、セルビアで開催されたサッカーの試合で、観客は朝鮮、ベトナム、パナマ、シリアなど、米国とNATOによる侵入や介入を受けた20数ヶ国の歴史を示す複数の横断幕を掲げて、「平和にチャンスを与える」よう米国に要求した。だが、「平和を愛する」西側メディアはこれに対して一様に沈黙した。

  ウクライナ危機では、「言論の自由」や「芸術に国境はない」など、西側の誇る価値観がなんと全て嘘であったことに人々は気付かされた。ロシアの著名なソプラノ歌手、アンナ・ネトレプコは自らの政治的立場を公にしなかったため、公演が取り消された。西側の発動した対露制裁の対象の中には、なんと100年以上前に死去したロシアの音楽家チャイコフスキーの名作「白鳥の湖」まで含まれていたのである。

  アメリカ心理学会の定義に基づくと、「大嘘」とは極めて大規模かつ反復し続ける虚偽のナラティブを利用するプロパガンダ・ツールであり、統治者のために権力を奪取または維持する効果がある。米国とは、そのような「嘘の帝国」なのだ。(編集NA)

  「人民網日本語版」2022年3月29日