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「スターリンク」衛星の中国宇宙ステーションとのニアミスを米側が否定 中国「宇宙大国の態度でない」

2022年 2月 11日15:50 提供:人民網日本語版

  

  「スターリンク」衛星が中国の宇宙ステーションの安全を2回にわたり脅かした事を米側が先ごろ否定した件について、外交部(外務省)の趙立堅報道官は10日の定例記者会見で、「先般の衝突回避事態において、軌道上の中国の宇宙飛行士は現実として差し迫った安全上の脅威に直面していたにもかかわらず、米側が責任を転嫁し、注意をそらすのは、宇宙大国として取るべき責任ある態度とは決して言えないだろう」とした。

  報道によると、米側は1月28日に国連宇宙部(UNOOSA)に提出した口上書で、「スターリンク」衛星が中国の宇宙ステーションの安全を2回にわたり危険にさらしたとの中国側の主張を否定。「スターリンク」衛星の活動は既定の緊急衝突基準値に達していなかったため、いかなる状況下でも緊急通報の必要はなかったとした。米側はさらに、中国は国連への口述書提出前に、米側の関係当局と連絡を取って「スターリンク」衛星のもたらす危険に懸念を表明してなかったとした。

  趙報道官は関連質問に対し、「『スターリンク』衛星が中国の宇宙ステーションに危険な接近を行い、軌道上の宇宙飛行士の安全を脅かしたことを中国側が国連に通報したのは、『宇宙条約』第5条の定める国際的義務を履行したものだ。先般の衝突回避事態において、米国の『スターリンク』衛星はいずれも連続軌道操縦状態にあり、その戦略も意図も不明だった。軌道上の中国の宇宙飛行士は現実として差し迫った安全上の脅威に直面していた。中国側は予防的な衝突回避制御をせざるを得なかった」と指摘。

  「衝突回避事態の発生後、中国側の担当当局は繰り返し米側に連絡を試みたが、いずれも返答はなかった。今になって米側がいわゆる『緊急衝突基準下限』によって責任を回避し、注意をそらすのは、宇宙大国として取るべき責任ある態度とは決して言えないだろう。ましてや米側には『緊急衝突基準下限』を一方的に設定する権限もない」とした。

  趙報道官は「『宇宙条約』第9条は、各締約国が宇宙空間の探査及び利用において協力及び相互援助の原則に従うこと、他の締約国の対応する利益に妥当な考慮を払って宇宙空間における全ての活動を行うことを定めている。すでに中国側は宇宙ステーションの関連情報を国連に登録し、その軌道要素をウェブサイト上に公表している。中国の宇宙飛行士と宇宙ステーションの安全を守る観点から、中国側は米側と長期有効な意思疎通メカニズムを確立することを望んでいる。米側が的確な措置を講じて、こうした事態の再発を防ぐことを望む。また、各国が国際法に基づく宇宙空間の国際システムを尊重し、軌道上の宇宙飛行士の生命の安全と宇宙施設の安全かつ安定した運用を共に守ることを望む」とした。(編集NA)

  「人民網日本語版」2022年2月11日