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第11回上海国際児童戯劇フェスティバル、7月5日開幕

2019年 6月 25日10:59 提供:上海市観光局

 7月5日-14日、2019上海国際児童戯劇フェスティバル(Shanghai International Children’s Theatre Festival、国際児童戯劇展演)は、中国福利会児童芸術劇院(The Children’s Theatre of China Welfare Institute)にて開幕する。ベルギーの「シューズ(Shoes)」、オランダの「大航海家(Sea Heroes)」、クロアチアの「あなたは誰?(And who are you?)」、デンマークの「靴下(The Sock)」、上海中国福会児童芸術劇院の「こども劇団」、「絵本シリーズ第1シーズン」などの国と地域から7プログラムが今回上演される。海外からの参加劇団は、いずれも中国初公演となる。

 今回のステージは上海市文化和旅游局、中国福利会、上海市文学芸術界聯合会が主催し、中国福利会児童芸術剧院、上海市戯劇家協会、上海児童国際文化发展有限公司が運営を行う。

 今回の戯劇フェスティバルは中国福利会児童芸術剧院がメインステージとして、合計30ステージの上演イベントを開催。そのうち、劇場での上演は15ステージ、イマーシブ式戯劇体験イベントは9ステージ、ソーシャルエリア(社区)での上演は6ステージにわたる。開催期間中、開幕·閉幕式、社区巡演イベント、国際児童戯劇サマーキャンプ、児童戯劇スタジオ、国際児童戯劇フォーラムと表彰イベントなどを開催し、参加人数は延べ50,000人を超える見通し。

 今回の戯劇フェスティバルは様々なステージスタイルで公演される。初の試みとして、プログラムの演出特徴に基づき、プログラム展示ステージ、イマーシブ式戯劇体験の2種類を設定。そのうち、イマーシブ式体験では、演劇の「第3の壁」を取っ払い、こどもたちや保護者をリハーサルホール内で、至近距離で参観させ、ステージのインタラクティブを行う。

 ステージ参加プログラム数を減らさない前提で、今回戯劇フェスティバルのスケジュールアレンジを更にコンパクト化し、元々3週間行われていたのを10日間に濃縮し、開催中、中国福利会児童芸術劇院は国際児童戯劇のカーニバル楽園と化す。

 今回の戯劇フェスティバルのステージ参加プログラムは更に多元化、多様化させる。オランダの音楽舞踏劇「大航海家」では、劇団員がピアノやマリンバ、各種楽器を利用し、舞踏、アクロバット、会場での音楽演奏と唱歌を組み合わせ、見応えある航海賛歌を演出する。ベルギーの「シューズ」はパントマイムのプログラムとして、現実と想像間のアドベンチャーストーリーを詩心たっぷりにプロデュース。ロシアの人形劇「ママへの贈り物(Gift for Mom)」では、ベルギーの童話作家Quentin Grebanの作品をアレンジし、友好で、助け合う、愛情たっぷりの作品に仕上げた。このほか、今年は中華人民共和国建国70周年にあたり、中国福利会児童芸術劇院では戦時中を背景として創作した児童劇「こども劇団」を今回の戯劇フェスティバルの開幕の目玉とし、受賞作品プログラム「絵本シリーズ第1シーズン」を閉幕式の大型プログラムとして上演する。

 今回の戯劇フェスティバルのテーマイベントでは豊富なインタラクティブバージョンを設置した。過去にも開催された社区巡演、フォーラム、評価表彰イベントをベースとし、サマーキャンプと巨匠のスタジオを増設。デンマークTeatercentrum劇団は10歳以上のこどもと戯劇ファンを対象にステージ体験をテーマとしたスタジオを開設する。ロシアの劇団Baby-theatreのアーティストは様々な年齢層に対応した戯劇スタジオ2種類を上海に開設し、こどもたちと遊びながら芝居を楽しむ予定。また、サマーキャンプでは戯劇カリキュラム、戯劇見学とアウトドアでの開拓を組み合わせ、参加する子どもたちに今回の戯劇フェスティバルをパーフェクトに体験させる。