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映画祭チケットはほぼ即日完売 『万引き家族』大人気

2018年 6月 12日16:16 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 上海国際映画祭のチケット発売日だった6月9日から四日が経った。独占チケット販売プラットフォームのアプリ「淘票票」では、発売と同時に売り切れた10本の映画を公表。ここから日本映画が特に人気であることが分かったと、労働報が伝えた。

一番早く完売した映画トップ10

 最も早く完売した映画トップ10の中には、日本映画が3本含まれている。中でも佐藤健、土屋太鳳などが主演した『8年越しの花嫁~奇跡の実話~』が第1位だった。そして建築家夫婦のドキュメンタリー『人生フルーツ』と、人気コミックを実写映画化した『となりの怪物くん』がそれぞれ第5位と第7位となった。

 このほか、イギリスとフランスの名作映画も人気だ。ルイ·マル監督の『死刑台のエレベーター』、フランソワ·トリュフォー監督の『大人は判ってくれない』、そしてヒッチコック監督による『レベッカ』と『めまい』が第3位から第6位となった。第8位はフランス監督、ルイス·ブニュエルの『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』だ。最後に黒澤明、フェデリコ·フェリーニとならび「20世紀最大の巨匠」と称されるベルイマンの傑作、『第七の封印』と『秋のソナタ』もトップ10に入り、第9位と第10位であった。

『万引き家族』

 第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム·ドールを獲得した話題の日本映画『万引き家族』も大いに期待されている。今後、是枝裕和監督が上海で会見を開き、上海の映画ファンと交流する予定もあるようだ。今回トップ10には入らなかったが、もともと2回だけ上映されるスケジュールなので、チケット1枚でさえなかなか手に入らない状態となった。ファンにとってよいニュースになるかもしれないが、関係側の努力で上映回数が増やされる可能性も高いらしい。だが、これほどの大人気では、チケットの入手困難な状況は変わらないだろう。


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