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日系企業の動き
第一生命が、来年に中国市場に進出
2011年 11月 17日18:16 / 提供:

 日本大手保険会社の第一生命はこのほど、中国の5大電力企業の1社の中国華電集団と合資会社を作り、2012年に中国の生命保険市場に進出すると発表した。合資会社の登録資金は約120億円で、第一生命の出資比率上限は50%で、本部は北京に置く予定だ。  

 華電集団は412の子会社を持ち、2010年の売上は1287億元で、最終利益は25億元だった。国営企業として、安定的な財務基礎は多元化発展の要素の一つだ。一方、第一生命は2010年4月に上場して以来、今年5月から海外での吸収合併行動に動き出した。中国市場は、キーポイントに位置するという。  

 ここ数年、中国国民の収入は明らかに向上している。生命財産などの保険ニーズも日々拡大している。2010年の全国の保険金総収入は12兆6000億円で、5年前の約5倍となった。日本より3分の1の水準だったが、大きな発展空間が存在する。今回日本生命の保険の重点は、生命保険と医療保険である。

(編集:兪静斐)